つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)は、
平成20年10月1日よりダイヤ改正を行なうと発表しました。
今回の改正は、交直流両用車両(2000系)の増備(4編成)による輸送力増強が目的です。
最速達の快速はほとんど変わらず、区間快速と普通での全体的な強化と、
交流区間のため輸送力が乏しかった守谷〜つくば間の利便性が向上されています。
主な改正内容は以下の通りです。
平日の朝間、6本増発。
守谷駅始発の区間快速をつくば駅始発へ変更。
昼間時間帯で普通列車を3本増発。
つくば始発の普通列車をすべて秋葉原直通に変更。
夜間時間帯の22時台守谷行き区間快速をつくばまで延伸。
これにより平日は185本から202本(17本増発)
休日は188本から203本(15本増発)になります。
先日、研究学園駅近くの住宅展示場に行く用事がございました。
おそらく、もともとは山林や原野・農地であったところに、
駅を中心として街が作られたのだろうと思われる。
周辺は緑が多く、少し離れると未開拓ではあるが、
駅前にマンションや商業施設がぞくぞくと建築され、
駅近くから広い敷地と新しい建物の一戸建てが建ち並んでいた。
まだまだこれからの街で、街に奥行がないのは否めないが、
広くて平坦な道路と整然とした新しい街並みは、最近の消費者の希望に適うものだろう。
しかし、表面的な通勤時間は許容範囲かもしれないが、
現実的にはここから都内までの通勤は難しいものがあった。
これは守谷以北が交流区間(守谷以南は直流区間)のため、
守谷以北を走れる編成が限られていることによるもの。
また、つくばエクスプレスは構造的な問題により1編成6両の固定編成であるため、
1編成ごとの混雑率が高い。いくら本数が多くても、常磐線の15両編成と比べると輸送力が落ちる。
この二つの問題(守谷以北の利便性、車両数の限界による輸送力)を
少しでも解消しようとしたのが、今回のダイヤ改正で意識された点である。
この改正により、直流限定車両(1000系)を八潮始発へと回すことができ、
八潮以南の利便性も副産物として改善された。
つくばエクスプレス沿線の宅地開発は、まだまだ2合目3合目あたりだと思われ、
今後、利用者が2倍3倍にも膨れ上がることが予想される。
今回のダイヤ改正だけでは、今後の利用者増に対応するのは不可能で、
今後の輸送力強化が不可避であり、期待したい。
ただし、本数の増加には限度があり、6両編成という物理的な問題から、輸送力には限界がある。
このあたりがどのように推移するのか、つくばエクスプレス沿線で
住まいを探している方はチェックしてもらいたい。
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